店名をつけられたメニューや商品を見ると、おおっ、と思います。
 「これがウチの顔」って意味ですもんね。

 ラ・レコルトは、フランス語で「収穫」の意味。大通りにあるもりもとのアンテナショップ的な店舗で、イートインカフェも併設されています。
 もちろん、この店の限定メニューもあり、見てるとウキウキします。
 疲れていたので、いつものベーカリーではなくて、ケーキを買って帰ろうと思いました。
 ショウケースに並んだキラ星のようなケーキからひとつ。悩ましい。
 ミルフィーユと最後まで悩んでこちらにしました。
 店名と同じ、ラ・レコルト。
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 オペラの間にハスカップのムースが入っているという感じでしょうか。
 チョコレートとベリー類の愛称が悪いはずはありません。
 しかし、言いにくいぞ、ラ・レコルト。
 店員さんに注文するとき、2回くらい噛んだぞ、ラ・レコルト。

 実際に食べてみたら、予想通り美味しかったです。
 ハスカップはベリー類の中でも酸味が強いと思うのですが、その酸味がチョコレートとベストマッチ。
 とろける食感です。

 さっぽろスイーツ2009という企画で、札幌のケーキ屋さんが趣向を凝らしてハスカップ・フロマージュを出していています。どの店も赤くて白くて美味しそう。(もりもとも、もちろん参戦しています)

 ハスカップとチーズケーキの相性もいいと思うけど、私はチョコ好きなので、チョコとの組み合わせが好き。
 来年は各店、趣向を凝らしたハスカップチョコレートケーキが出たらいいなあ。



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LA RECOLTE morimoto
札幌市中央区南一条西2-4-5
TEL:011-222-4181
10:00~20:00(L.O.19:30)
http://www.haskapp.co.jp/


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 はじめて見た時は、「おいしく食べまウィッシュ!」かと思って、
「流行の名前をつけると、それが通り過ぎた時になんともさびしい感じだぜ」
 と、的外れな感想を持ってました。

 そんなことは置いておいて。

 名前から想像がつくかと思いますが、シュークリームです。
 造形はパリブレストタイプ。
 2種類のクリームが挟まっていて、生クリーム&カスタードクリーム、キャラメル&カスタードクリーム、チョコ&カスタードクリームの3種類。


 シュー皮は、薄力粉でなく強力粉を使ってるっぽいパリっと感があります。
 私は、南京街のエストローヤルのシューが好きなので、こっちの皮の方が好き。
 札幌は、ハードタイプのシューが多いのが嬉しいです。


煉瓦屋
札幌市中央区北4条西4 札幌国際ビルB2F
TEL:011-221-7291
9:00~21:00(日・祝9:00~20:00)

 近所だったから、毎日のように通ってたDONNGURI。


 総菜パンが豊富です。

 一番人気は、ちくわパン。

「ちくわパン、焼きたてでーす!」

 と、いう店員さんの元気な声で、どんどん焼き上がりが告げられてます。

 次々と焼きあがる、ちくわパン。

 次々と買われていく、ちくわパン。



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 ちょっと写真では見にくいですが、ちくわの中には、ツナが入ってます。

 パンを噛んだ後の、ちくわのプリっと感が面白いです。

 人気なのも納得。


 あと、レジで清算をしてる時に、店員さんが、焼きあがりほやほやのやつに取り換えてくれたのも、好印象でした。


 あと、ルックスに惹かれて、夕食に買ったチキン南蛮ドッグ。


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 単品の写真だと大きさがわかりにくいと思ったので、横にシャーペンを置いてみました。



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 1個で食べた感がとってもあります。

 甘辛いタレとタルタルソースが、思ったより合う。


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 でも、ちょっと食べにくいです(笑)。

 せめて、チキン南蛮に切り目が入っていたら……と、思うけど、これは上品さも汚れを恐れる心も捨ててかぶりつくのが吉。


 私は朝食用に甘いパンを買うことが多かったので、最後はドーナツを。


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 コロネのパン部分がドーナツになってます。


 実は他にもいっぱい買ったんだけど、写真がこれ3つしかなかったという。



焼きたてパンの店 DONGURI
http://www.donguri-bake.co.jp/

 さっぽろ東急に行ったら、北海道物産展をやってました。
 ……違うな。ここ北海道だし。
 まあ、それらしき、北海道の食べ物とか工芸品を集めた催事を催事場でやってました。
 さすがに、東京あたりでやる物産展とは、来てるテナントが違います。


 六花亭やグランドホテルや白い恋人が出てない北海道催事は東京や大阪では、ありえないもんね。
 代わりにレアというか、私が知らないところがいっぱいありました。
 と、いうか、知らないところばかりでした。
 チーズやソフトやソーセージ、ほっけ。
 どれもおいしそうです。
 でも、賞味期限と調理器具の関係で(部屋に調理器具なんにもない)、買えるものには限りがあります。


 ぐるっと回って、一番人が並んでたのが、北見のティンカーベル。
 もうケースには2種類が並んでいるだけだったのですが、チーズケーキがこんがり焼けていておいしそうだったので、私も並んでみました。


 4種類のチーズをふんだんに使ったというチーズベイクと、白花タルトをお買い上げ。



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 白花タルトは、ちょっと見、チョコレートタルトみたいです。


 チーズケーキは、すごかった。
 たしかに、こんなにチーズが強いケーキは、なかなかお目にかかれない。
 ケーキというより、甘めのやわらかいチーズといってもいいかも。
 しかも安い。
 1ピース280円だったかな?(間違ってたらすみません。でも、200円台)
 一番人気というのも、納得です。


 北見まではさすがに行けないから、また物産展でお目にかかれないかなあ。


ティンカーベル
北海道北見市高栄西町9丁目1-3
TEL:0157-24-7780
10:00~20:00

 円山動物園は緑が豊かで開放感があります。
 晴れているので、園内散策をするだけでも気持ちがいい感じ。


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 ライラックが咲いています。



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 海獣は、日向に寝そべる円錐形の固まりと化し、シベリアオオカミは、ただの毛のはえかわりシーズンの犬と化す。
 いい天気です。
 
 やっと、シロクマ舎につきました。
 途中、4時まであと20分なのに(上の写真は、実はシロクマの後に撮ってます)、「あと350m」という表示に心が折れそうになりましたが、無事、到着です。
 近づいたら、そこだけ人だかりが違うのですぐわかりました。

 人だかりの隙間から、こっそり参戦。
 いきなり母親のララがこっちを向いて歩いてきました。
 立ち上がって、直立でご挨拶。


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 ……歓迎されている……?(気のせいです)
 営業部長(勝手に任命)、いい仕事するなあ。

 お目当ての双子ちゃんも、いました。
 ニュースなどで見たよりも大きくなっていましたが、顔はあどけなくて、体のバランスも小熊。
 ちゃんと2頭いる。かっわいいなあ。

 やれやれ、やっとたどりついた。
 ……などと言っている場合ではありません。
 むしろ、これからが本番。
 窓口で入場券を買うと園内MAPをもらいました。
 さっそくMAPで、シロクマのいるところを確認。

 うん。
 シロクマがいるところ、入口から一番遠いね。

 まあ、途中のサル山とか、猛禽類とか、色々ひやかしながら行けばいいか、と、考えながら、入って左の掲示板に注目。


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 ベビーブームです。
 (春ね……)
 なんにせよ、希少動物が繁殖できてるのは大切なことです。
 赤ちゃん、早く見れるといいなあ。

 そんなことを考えて、掲示を見てたら、ぎょっとしました。

「シロクマの赤ちゃんの公開は午後4時までです」

 時計を見ると……3時半。
 当初の、ブラブラ歩きながらシロクマ舎にたどりつく計画は中止、なるべく急いでシロクマにたどり着く計画に変更です。
 園内の表示板を見ると、どうやら、ごっ、500mくらいは歩く模様。
 がんばれ、わたし。

 しかも、円山動物園も、また緩やかながらも傾斜を生かしたつくりです。
 シロクマ舎に行くまでは、常に軽い上り坂。
 本当にがんばれ、わたし。

 上りきるんだ、このシロクマ坂を! 

 さて。
 いつまでも、マルヤマクラスに引っかかっている場合ではありません。
 かなり昔の記憶が確かならば、動物園というのはよい子の時間に閉まってしまう施設だったはず。そろそろ2時半を回っています。
 とっとと着いて、シロクマの赤ちゃんの愛らしい姿を拝みたいところ。
 家を出る前に、ものすごく大雑把に方向を確認してきたので、適当にこっちだと思う方向に歩き出します。

 六花亭のある交差点まで来ると、動物園の矢印がありました。

 よし。

 どんどん先に進むことにします。

 あたりの風景が変わってきました。


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 交差点までは高級(らしい)マンションも多く、優雅な香りのするご家族連れともすれ違いました。
「東京でいうと白金っぽいとこなのかなー」
 と、勝手に想像。

 交差点から先は公園で、でも、私の知ってる東京のしょっぼい公園とは、ちょっと違います。

 なんとなく見たことがある風景……そうだ、日光の東照宮に行く道がこんなだったよ……。
 白金から道一本で、参拝の道になるとは。
 北海道あなどれない。

 木々にかこまれているせいか、気温もなんとなくひんやり感じます。

 おや。


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 タンポポだ。

 春の花、タンポポ。
 ここでは、まだ春先なんだねえ。

 ふと気がつくとタンポポだらけでした。


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 なんとなくハイキング気分です。

 歩いていると、「北海道神宮」という文字と鳥居が見えてきました。
 参道と思ったのは、別に間違いでなかった模様。
 神代には、国津神も天津神も崇め奉っていなさそうなお土地柄、
「祭神誰だろー?」
 と、マニアックなことを考えながら、先に進みます。
 (後で調べたら、開拓三神というらしく、大国魂神・大那牟遅神・少彦名神の三神でした)

 車道脇の歩道から公園の中の遊歩道に移動して歩いていると、本当にハイキング状態です。
 しかも、道が軽い登り傾斜なあたり、ますますハイキングっぽい。
 木陰の遊歩道を歩いていると、木々の間から、円山動物園の正門が見えてきました。

 もりもとは店舗ごとに限定メニューがあるので、どこに行ってもお店があるとのぞいてしまいます。(うまい手だな)
 そんなわけで、当然マルヤマクラスで見た時もチェックに入りました。
 マルヤマクラス店の限定は「のっぽのシフォンケーキ」でHPにも載っていますが、店頭で、ほろほろクッキーとパリパリフランスの試食販売も行っていました。
 これも、マルヤマクラス店限定だそうです。
 通常パッケージ(真空パック)は300円ですが、お試しパック100円というのも売っていたので、パリパリフランス(フロマージュ)のお試しパックを購入。


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 チーズが練りこまれたフランスパン生地を焼いた、割とお父さんのビールのおつまみ系な感じです。私は酒の肴類が大好きなので、これも美味しくいただきました。
 チーズ分はちょっと薄いかもしれないけど、100円でいっぱい入ってたのが好印象。(写真+2枚入ってました)
 一気には食べ切れず、翌日残りを食べたという。

 好評だったら、全店に置くようになるのかしら。

 買わなかった抹茶クッキーが今頃食べたい。


もりもとマルヤマクラス店
札幌市中央区南1条西27 マルヤマクラス1F
TEL. 011-641-4181
10:00-20:00

 2時過ぎのせいかすいていました。
 テーブル席に案内されたましたが、隣も、後から案内されたお隣も、お一人様。
 昼は中華粥もやっているようで、店頭にもメニューが置いてありました。そういうこともあり、お一人様でもふらりと入りやすいのかも。

 ミニ丼のセットもありましたが、私は、普通の丼を選択。
 まかない丼をお願いしました。



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 ごはんに乗っているのは、まぐろ、鮭、イカ、錦糸卵、とびっこ、かいわれ。
 サーモンピンク(鮭だけに)、赤、黄色、緑と、色もカラフルです。


 普通においしかったけど、予想通りなので特に感動がなかったという。

 駅ビルで食べる丼だと思うと上等ですよ。
 (マルヤマクラス、駅直結だから)

 席は、お座敷、カウンター、テーブル席と3種類あるので、色々なシーン別で使えるみたいです。



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たつみや-鮨竜-

札幌市中央区南1条西27 マルヤマクラス3F
TEL:011-699-6165
11:00~23:00(L.O.22:30)


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 とりあえず、マルヤマクラスには到着しました。
 駅直結なので、地下から入ると100円ショップがあります。
 これは!
 うちの近所には(特に東京では)ないセリア。


 置いてあるものが、ダイソーとかキャンドゥとは違うので、面白くてぐるぐる見ます。
 ナチュラル、かわいい系なイメージ。
 手作りキットやボタンも豊富です。
 あれも100円、これも100円と思うと、色々買いたくなります。


 いや、ちょっと待って。
 確か私は動物園に来たはず。
 そして、最後に行った動物園の記憶では、閉園時間は、少なくとも駅ビルのクローズ時間よりだいぶ早かったはず。


 とりあえず、動物園だ。
 その前に、お腹すいてるから昼ごはんだ。


 レストランフロアをぐるりと回ってランチを物色してみました。
 お腹がすいてるせいか、どれもこれも好印象。
 (たぶん、今なら、マクドナルドでも好印象)


 そういえば、札幌来てから海産物らしきものを食べてません。

 ……や、強いて言えば、佐藤水産で筋子とるいべを食べたか。
 (それは試食品)


 そんな理由で、「たつみや -鮨竜-」というお店に入って見ることにしました。